江東通勤寮とは
将来、地域で自立した生活を目指している障害のある方に、原則2 年(最長3 年)居住の場として、自立生活に必要な経験を積み重ねてトレーニングする障害福祉サービス(宿泊型自立訓練)事業所です。寮のちかくには大きな公園や川があり、都会ながらも穏やかな雰囲気です。
支援内容のご紹介
地域社会で安心して暮らしていけるように、さまざまな支援をしています。
-
日常生活
清掃・洗濯・整容等の生活技術の向上を目指し支援します。
-
金銭管理
給与を計画的に使い貯金できるよう支援します。
-
就労定着
就労定着に向け、関係機関と協力し必要に応じ職場訪問し支援していきます。
-
健康管理
健康診断の他、毎月1回希望者に精神科医又は心理相談員のカウンセリングを行います。
-
余暇支援
スポーツ活動の他、全員参加の社会見学旅行(一泊)、OB 交流会等を行います。
-
その他
障害年金の申請、区市町村への各種手続き、銀行の入出金などを支援します。
地域移行支援
あなたが望む生活の場への移行
- 単身(一人暮らし)
- グループホーム
- 家族・自宅
支援のながれ
3ヶ月ごとにモニタリングをおこない、一人ひとりに合わせて個別支援計画をたててサポートしていきます。
マナー講座や金融講座、携帯電話安全講座など、伸ばしたい力や身に付けたい知識に合わせて、企業や専門家と連携した講座を受講することができます。
卒寮に向けた支援とアフターフォロー
卒寮後の自立した生活を目指し、個別支援計画を立てます。支援計画は3ヶ月ごとにモニタリングを行い、あなたと一緒に課題を明確にして支援していきます。
また、必要に応じ実施機関のケースワーカーや就労支援センター、相談支援事業所等と関係者会議を開きます。
卒寮後の生活の場としてグループホームを希望する方には勤務先など考慮しグループホームを選び、実際に利用体験をしていただきます。
卒寮後、原則、半年を目処に生活状況などを確認し、ご相談内容に応じ関係機関につなげていきます。
一日の過ごしかたの例
門限は21 時です。残業などで遅くなる時は連絡をお願いしています。
休日は部屋でゆっくり休んだり、ご友人とショッピングに出かけるなど一人ひとり自由な時間を過ごしています。
ご利用できる方
ご利用案内
- 15才以上で愛の手帳(療育手帳)を持っている方
- 仕事をしている方、仕事をすることが可能な方
- 親元から離れて自立したいと考えている方
- 地域で生活したいが、すぐに自立生活をするには自信がない方
主たる対象者は知的障害者ですが、愛の手帳(療育手帳)をお持ちでない方もご相談ください。
ご利用料金
- 水光熱費
- 300円/1日
- 食費
- 食事提供体制加算に該当する方
朝食290円、夕食430円
利用開始まで
-
見学
通勤寮の利用を考えている方は、まずはご見学ください。寮内を案内しサービス内容についてご説明します。
お気軽にお電話ください。見学日時を調整します。
-
面接
見学をして通勤寮の利用を希望する方には面接を行い心身の状況、就労、健康面等についてお伺いします。
-
体験入寮
正式入寮の前に江東通勤寮での生活を経験していただく体験入寮を行います。
-
利用登録に向けてのご準備
体験入寮終了後、あなたと江東通勤寮が入寮の可否について判断して利用登録となります。なお、この間にサービス等利用計画を作成して実施機関(区市町村)に障害福祉サービス受給者証(宿泊型自立訓練)を申請し支給決定を受けてください。
-
入寮(利用開始)
入寮日をご相談、調整し入寮(利用開始)となります。
施設概要
- 施設名
- 江東通勤寮
- 開設
- 1972年11月1日
- 事業内容
-
障害福祉サービス 宿泊型自立訓練
利用期間2年
実施機関が1年延長を認定した場合は3年利用可能
- 運営主体
- 社会福祉法人東京都手をつなぐ育成会
- 定員
-
30人(男性22名・女性8名)
全室個室、自立訓練室あり
- 職員
-
施設長、事務員、サービス管理責任者、生活支援員、地域移行支援員、
非常勤支援員
アクセス
〒135-0015 東京都江東区千石1丁目3番12号
東京メトロ東西線「木場駅」1番出口から徒歩 約15分